独立
知識マップ確率・用語
ひとことで言うと
「片方の結果を知っても、もう片方の起こりやすさが変わらない」関係のことです。サイコロを2回振るような、互いに影響し合わない出来事どうしの関係を指します。
独立な2つの事象の組み合わせを表す格子。各マスの確率が、行の確率 と列の確率 の単純な掛け算になるのが独立の特徴。
数式で表すと
事象・確率変数が互いに影響しない関係。同時確率が積に分解できる。
試験に出る性質
独立の定義
。同値に (情報があっても確率が変わらない)。
期待値の積分解
独立なら 。これより 。
分散の加法性
独立なら (共分散の項が消える)。
無相関は独立より弱い
独立 ⇒ 無相関だが、逆は一般に成り立たない(無相関でも依存し得る)。
独立と排反は別物
排反は 。確率が正なら排反な2事象はむしろ依存している。
例で見る
サイコロを2回振る。A=「1回目が偶数」()、B=「2回目が3以上」()。1回目と2回目は無関係なので 実際に数え上げても36通り中12通りで一致し、独立が確認できる。
つまずきポイント
- 独立 と排反 を混同する
- 無相関(Cov=0)なら必ず独立だと思い込む(逆は成り立たない)
- 3つ以上の事象では「2つずつ独立」でも全体が独立とは限らない(独立性の確認が不十分)
定着クイズ
事象A, Bが独立であることの定義は?
XとYが独立のとき、必ず成り立つのは?
(無相関)であるとき正しいのは?
この用語を扱う問題(1)