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確率・用語・基礎・条件付き
「Bが起きたとわかった後で、その世界の中だけでAの確率を測り直したもの」です。標本空間全体ではなく、Bの中に絞り込んでAの割合を見ます。
「Bが起きたという情報」を使って確率の土台(標本空間)をBに絞り込む状況全般で使います。年齢×性別ごとの死亡率など、属性で絞った条件付きの発生率はアクチュアリー実務でも基本的な考え方です。
標本空間Ω全体のうち、事象Aと事象Bが重なって存在する。P(A|B)は、Bだけに絞った世界の中で、AがBの中でどれだけの割合を占めるかを表す。
定義は
乗法定理
1組52枚のトランプから1枚引く。「絵柄がスペードである」をA、「絵柄が黒である」をBとすると
のとき は?
事象AとBが独立であるとき、 は?
乗法定理の正しい形は?
独立は、Bの情報があってもAの確率が変わらないこと、つまり で定義されます。これは と同値です。独立かどうかは、条件付き確率を計算して確かめるのが基本です。
条件付き確率は、全確率の公式(標本空間をいくつかの に分割し と組み立てる)や、ベイズの定理(ベイズ)の出発点でもあります。
独立の定義
(同値に )。Bの情報がAの確率に影響しない。
余事象との関係
。Bに絞った世界でも全確率は1。
全確率の公式
が標本空間を分割するとき 。
P(A|B)とP(B|A)は別物
一般に 。両者を結びつけるのがベイズの定理。
スペードは黒の半分なので、黒と分かった時点でスペードである確率は1/2。