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生保数理・定理・純保険料・年金現価
終身保険の一時払純保険料 A_x と年金現価 ä_x は「A_x = 1 − d·ä_x」という一本の式で結ばれている。だから片方が分かればもう片方が出る。さらに年金現価・保険現価には1年ずつ隣とつなぐ再帰式があり、A_x と A_{x+1} から p_x を逆算する出題で使う。
保険 A_x と年金 ä_x は A_x=1−d·ä_x で表裏一体。年金現価は ä_x=1+v·p_x·ä_{x+1} と1年ずつ再帰でつながる。
終身保険の一時払純保険料 と期始払終身年金現価 は、次の恒等式で結ばれている。
A_x と ä_x は A_x=1−d·ä_x で表裏一体
恒等式の確認:終身型で 、(
終身保険の一時払純保険料 A_x と年金現価 ä_x を結ぶ恒等式として正しいものはどれか(d=iv は割引率)。
ä_x=4.30、i=0.05(d=iv≈0.0476)のとき、終身保険の一時払純保険料 A_x に最も近いものはどれか。
再帰式 A_x = v·q_x + v·p_x·A_{x+1} を使い、A_x=0.8499、A_{x+1}=0.8573、i=1.5% から p_x を求めると最も近いものはどれか。
終身保険の一時払純保険料と年金現価の恒等関係、および年金現価の再帰式。給付現価計算の相互変換と逐次計算に用いる。
これは「1円を今もらう(現価1)」=「毎年 円の利息を生きている間もらい、死亡時に元本1をもらう」という分解から出る。したがって と はどちらか一方が分かればもう一方が求まる(有期・養老でも同型の が成り立つ)。
さらに、年金現価・保険現価には隣の年齢とつなぐ再帰式がある。
後者は「今年死ねば(確率 )年度末に1を割り引いて 、生き残れば(確率 )翌年以降の保険 を割り引く」という意味である。 と (または と )が与えられて を逆算する問題は、この再帰式を について解けばよい。
再帰式で A_x・A_{x+1} から p_x を逆算する
を について解く(2019年度問題1(3)は から を求める)。年金現価版 でも同様(2017年度問題2(2)は と の関係から )。
割引率 d と現価率 v を取り違えない
恒等式に使うのは割引率 。 の を や にしない。 でもある。
と一時払純保険料が求まる。
再帰式で を逆算:()とする。再帰式 を について解くと
すなわち となる。