読み込み中…
読み込み中…
生保数理・公式・純保険料・年金現価
保険金額が毎年「一定額ずつ」増えていく(逓増)または減っていく(逓減)保険。毎回和で書くと大変なので、計算基数 R を使うと のように比で一気に書ける。逓増と逓減を足すと定額保険のちょうど 倍になる、という関係が検算に効く。
逓増(1,2,3)と逓減(3,2,1)を重ねると各年の給付が n+1 で一定になる。この対称性から (IA)¹+(DA)¹=(n+1)·A¹ が導ける。
逓増保険・逓減保険は、死亡保険金が契約後の経過年数に応じて一定額ずつ増減する保険である。給付現価(一時払純保険料)は計算基数で閉じた形に書ける。
逓増保険(毎年1ずつ増加)
終身の逓増保険は
逓増・逓減は計算基数 R で閉形式に書ける
終身逓増は
3年満期の生命表()で
終身の逓増保険(毎年1ずつ増加)の一時払純保険料 (IA)_x を計算基数で表した式はどれか。
n年逓増定期保険 (IA)¹ と n年逓減定期保険 (DA)¹ の和は、n年定期保険 A¹ の何倍か。
3年逓増定期(1,2,3を支払)で C_x=19.05, C_{x+1}=26.67, C_{x+2}=32.85, D_x=1000 のとき、(IA)¹ に最も近いものはどれか。
死亡保険金が毎年増加(逓増)または減少(逓減)する保険の一時払純保険料。計算基数を用いて閉形式で表す。連続型もある。
逓減保険(毎年1ずつ減少)
年逓減定期保険( 年目の死亡で を支払う)は
いずれも、定義に戻れば「各年の給付額 × その年に死亡する確率の現価」の和である。
覚えておくと強力なのが逓増と逓減の和の恒等式である。ある年に死亡したときの給付は、逓増側が 、逓減側が なので、足すと必ず になる。したがって
が成り立つ。片方を求めれば、もう片方は からの引き算で出せる。
逓増と逓減の和は定額保険の (n+1) 倍
ある年の給付は逓増 ・逓減 で、和は常に 。よって 。片方を出せば他方は引き算で求まり、検算にも使える。
定義に戻れば「給付額×死亡確率の現価」の和
閉形式を忘れても から計算できる。逓減は係数を に替えるだけ。年数が少ない設定はこちらが速い。
逓増定期(1,2,3を支払):
逓減定期(3,2,1を支払):
和は 。一方 で、丸め誤差の範囲で一致している(恒等式 の確認)。