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生保数理・公式・純保険料・年金現価
保険金の現価 は「いつ死ぬか」で値が変わる確率変数。その散らばり(分散)は、利力を2倍にした一時払純保険料 を使って と書ける。養老保険は給付がほぼ確実で分散が小さく、定期保険は死亡の有無で0か給付かに分かれて分散が大きい。
現価 Z の分散は ²A−(A)²。養老保険は Z が 1 近くに集まり分散が小さく、定期保険は 0 と給付に分かれ分散が大きい。²A は利力を2倍(利率(1+i)²−1)にした一時払純保険料。
保険金の現価 (たとえば終身保険なら 、 は死亡までの経過年数)は、死亡時期によって値が変わる確率変数である。その期待値が一時払純保険料
分散は「利力2倍」の保険で書ける
なので
3年満期・ の生命表(
保険金現価 Z の分散を表す正しい式はどれか(²A_x は利力2倍の一時払純保険料)。
²A_x(利力2倍の保険)を計算するとき、用いる利率 j として正しいものはどれか。
同じ x・同じ利率のとき、給付現価 Z の分散が小さいのはどちらの保険か。
確率変数としての保険金現価の分散。2倍利力での一時払純保険料を用いて計算し、リスク評価・責任準備金の分散に接続する。
分散の計算には利力2倍の記号 を使う。 なので、 の期待値は「割引率を に置き換えた保険」、すなわち利率を とした一時払純保険料 に等しい。したがって
有期・養老でも同型で となる。
保険種類による分散の大小
・養老保険:死亡でも満期でも を受け取るので、 は「いつ受け取るか」の違いしかなく値が の近くに集まる。分散は小さい。 ・定期保険:期間内に死亡すれば給付、生存すれば 。 が と給付額に大きく分かれるため、分散は相対的に大きい。
同じ期待現価でも、給付の「確実さ」で分散が大きく変わる。責任準備金の分散やリスク評価に接続する基本量である。
養老は分散小・定期は分散大
養老は死亡でも満期でも給付があり が値の近くに集まる→分散小。定期は か給付かに分かれる→分散大。同じ期待現価でも給付の確実さで分散が変わる。
標準偏差はリスクの目安
が現価のばらつきの尺度。1件あたりのリスク評価や、独立多数契約での平均のばらつき( で縮小)に接続する。
養老保険: に対し 。
給付がほぼ確実なため分散はごく小さい(標準偏差 )。
定期保険: に対し 。
同じ3年でも、 と給付に分かれる定期保険の分散は養老よりはるかに大きい(標準偏差 )。