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生保数理・公式・純保険料・年金現価
「満期前に死亡・解約したら、それまでに払った保険料(の一部)をお返しします」というタイプの保険。返す保険料そのものが未知の保険料 P に比例するので、返還給付の現価にも P が現れる。収支相等の式を立てると P が左右両辺に出てくるため、P について整理して解くのがコツ。
給付現価=満期の生存給付+死亡時の保険料返還。返還が P に比例するため、収支相等式は P について整理して解く。
保険料返還付保険は、満期前に死亡(または解約)したとき、それまでに払い込んだ保険料の全部または一部を返す保険である。生存保険(純粋養老)に付けた形が典型で、給付は次の2つからなる。
①満期の生存給付: 年生存で保険金1。現価は 。 ②死亡時の保険料返還:
収支相等式で P が両辺に出るので P について解く
返す保険料が未知の に比例するため、
3年満期の生存保険(満期生存で保険金1)に、死亡した年度末に既払込平準純保険料を返還する特約を付ける。、 とする。
満期生存給付の現価:
保険料返還付保険の純保険料を収支相等で求めるとき、計算の要点はどれか。
返還付の生存保険で、満期生存給付現価 v^n·npx=0.788、返還給付が 0.171·P、年金現価 ä=2.796 のとき、純保険料 P に最も近いものはどれか。
保険料返還付の生存保険の純保険料は、同じ生存保険で返還なしの場合と比べてどうなるか。
死亡・解約時に既払込保険料(の一部)を返還する特約付き保険。返還給付の現価を織り込んで純保険料・営業保険料を立てる。
収支相等 を立てると、右辺の返還給付にも が含まれる。返還給付の現価を ( は既払込保険料と割引・死亡確率から決まる定数)と書くと
となり、 について整理して
と解ける。分母が年金現価から を引いた形になる点がポイントで、返還給付があるぶん保険料は返還なしより高くなる。既払込「営業」保険料を返す型や、利息を付けて返す型は、返還額 の作り方が変わるだけで解法は同じ(営業保険料側の返還付は SEI043)。
返還給付ぶん保険料は返還なしより高い
返還は追加の給付なので、返還付の保険料は同じ生存保険の返還なし保険料より大きくなる。分母が から を引いて小さくなることに対応する。
既払込「営業」保険料返還・利息付き返還は返還額の作り方が変わるだけ
返すのが営業保険料か純保険料か、利息を付けるかで係数 が変わるが、収支相等を立てて未知保険料について解く流れは同じ(2021年度問題2(4)①は既払込+利息返還付生存保険の予定利率、2022年度問題3(2)は返還付保険の年払・一時払営業保険料の比の数値計算)。
死亡返還給付の現価:既払込保険料 に比例し、 と計算される。
年金現価 で収支相等を立てると
となる。返還なしの生存保険()より高い保険料になっている。