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生保数理・公式・純保険料・年金現価
「死亡した年の途中まで生きたぶん」を按分して最後に払う年金。ふつうの期末払年金 に、死亡年度の端数ぶん(平均して半年ぶん )を足したもの。連続払年金にとても近いが、完全年金のほうがわずかに小さい。
完全年金 å は期末払 a に死亡年度の端数(≈½Ā)を足したもの。連続払 ā(≈a+½)よりわずかに小さく、a<å<ā<ä の順になる。
完全年金は、期末払年金 を基本にしつつ、死亡した年度について「その年に生きていた期間ぶん」を按分して最後に支払う年金である。年1回の期末払だと死亡年度の途中経過が切り捨てられるが、完全年金はその端数を精算する。
死亡が年度のどこで起きるかを一様(UDD)とみなすと、按分される端数は平均して半年ぶん、その現価は
完全年金は期末払+死亡年度の端数按分
de Moivre の死亡法則(最終年齢まで一様に死亡、、)で数値を作ると、
・期末払年金
完全年金 å_x の近似式として正しいものはどれか(a_x は期末払年金、Ā_x は連続払終身保険)。
完全年金 å_x と連続払年金 ā_x の大小関係として正しいものはどれか。
4種の年金現価 a_x(期末払), å_x(完全), ā_x(連続払), ä_x(期始払)を小さい順に正しく並べたものはどれか。
死亡時までの端数期間を比例的に支払う年金。連続払年金との比較・端数補正が論点で、給付の現価を導出・数値評価する。
と近似できる。ここで が完全年金、 が期末払年金、 が連続払の終身保険現価である。
連続払年金との大小
連続払年金は で近似される( から中間補正)。完全年金の追加項は で、 だから 。よって
の順になり、完全年金は連続払年金よりわずかに小さい。「完全年金=連続年金」と早合点しないこと。両者の差は死亡年度の端数の扱い(連続は瞬間まで、完全は年度末に按分してまとめて)の違いである。
完全年金は連続払年金より小さい
、完全は 。 なので 。よって 。「完全=連続」ではない。
差は死亡年度端数の扱いの違い
連続は死亡の瞬間まで比例配分、完全は年度末にまとめて按分。両者の差 は利率・死亡率に依存する小さい量。
・連続払終身保険
このとき完全年金は
一方、連続払年金は と計算される。確かに
となり、完全年金が連続払年金よりわずかに小さいことが確認できる。