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生保数理・公式・第三分野・特約
入院した日数に応じて給付する保険。ただし最初の一定日数(不担保期間)は入院していても給付せず、1回の入院で支払う日数にも上限(支払限度日数)がある。給付現価は「実際に支払う日数」に入院発生率と割引を掛けて求める。第三分野の最重要論点。
入院日数の経過に沿って、不担保期間は給付対象外、その後は支払限度日数まで給付対象となる。
入院保障保険は、入院日数に応じて入院日額を給付する保険である。給付には2つの制限がつくことが多い。
①不担保期間(免責日数):入院開始から一定日数は、入院していても給付しない。 ②支払限度日数:1回の入院で給付する日数の上限。
1入院あたりの給付現価は、日目に入院給付が発生する確率(階段状の入院発生率 )に、給付額と割引を掛けて日数にわたり合計する形で表す。不担保期間と支払限度日数は、この和をとる日数の範囲を絞る役割をもつ。
疾病入院(発生率
不担保期間・支払限度日数は給付対象日数を絞る
入院日数のうち不担保期間(免責日数)は給付対象外、支払限度日数を超えた分も給付されない。給付現価はこの実支払日数だけを計上する。2つの商品設計の純保険料比を問う出題が定番(2016年度問題1(8)、2021年度問題2(8)、2022年度問題2(8))。
給付現価は日別入院発生率と割引の積和
1入院あたりの給付現価は、日目に給付が発生する確率(階段状発生率 )に給付額と割引を掛けて合計する(2019年度問題1(6)、2025年度問題2(8))。
入院1日あたり給付日額を1とし、日別入院発生率を一定(割引は無視)とする。商品A(不担保なし・支払限度80日)と商品B(不担保4日・支払限度76日)を比べる。
Aの給付対象は1〜80日目の80日分、Bは5〜80日目の76日分となるので、純保険料比は
となる。不担保期間を設けた分だけ給付対象日数が減り、保険料が下がる。
入院日額を1、日別入院発生率を一定(割引は無視)とする。商品A(不担保なし・支払限度80日)に対し、商品B(不担保4日・支払限度76日)の純保険料の比 B/A に最も近いものはどれか。
入院保障保険の「不担保期間」の説明として正しいものはどれか。
支払限度日数は何に対する上限か。最も適切なものはどれか。
入院日数に応じ給付する保険。不担保期間(免責日数)・1入院あたり支払限度日数の設定が給付現価・保険料に影響する。第三分野の最重要論点。
疾病入院()と災害入院()では発生率が異なるため、保障範囲に応じて使い分ける(2019年度問題1(6)は災害入院、2022年度問題2(8)は疾病入院)。