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生保数理・公式・責任準備金
1年分の純保険料は、その年の死亡保障を賄う「危険保険料」と、責任準備金を積み増す「貯蓄保険料」に分けられる。危険保険料は「万一のときの持ち出し(保険金−準備金)」に対応し、貯蓄保険料は積立の増加分に対応する。ファクラーの再帰式を分解した見方。
純保険料は、その年の死亡保障を賄う危険保険料と、責任準備金を積み増す貯蓄保険料の和に分解できる。
1保険年度分の平準純保険料 は、次の2つに分解できる。
①危険保険料 :その年の死亡保障にかかる部分。万一死亡したとき保険金 と責任準備金
純保険料=危険保険料+貯蓄保険料
()、当年度末責準
i=0.02(v=1/1.02)、翌年度末責準 t+1V=0.30、死亡率 q=0.02 とする。この年の危険保険料に最も近いものはどれか。(v≒0.95 として計算してよい)
純保険料を危険保険料と貯蓄保険料に分けたとき、危険保険料が対応するものはどれか。
危険保険料と貯蓄保険料の分解は、どの式を整理したものか。
純保険料を、当年度の死亡リスクを賄う危険保険料と、責任準備金の積み増しに充てる貯蓄保険料に分解した見方。ファクラーの再帰式の基礎。
②貯蓄保険料 :責任準備金の積み増しに充てる部分。翌年度末準備金の現価から当年度末準備金を引いた額。
両者を足すと純保険料に戻る()。これはファクラーの再帰式 を保険料について整理して危険・貯蓄に振り分けたものである。年齢が上がるほど死亡率が高まるので、危険保険料は増え、貯蓄保険料は(やがて)減る。
危険保険料は「保険金−準備金」の正味リスク額に対応
死亡時の持ち出しは保険金から取り崩せる準備金を引いた。これにを掛けたものが危険保険料(2020年度問題1(4)は全期チルメル式責準から第1年度の危険保険料、2021年度問題1(4)は終身保険の第5年度の危険保険料)。
チルメル式責準のもとでの危険・貯蓄保険料も問われる
チルメル式では準備金がチルメル式責準に置き換わるだけで分解式は同じ(2025年度問題1(5)は10年チルメル式責準における第3年度の貯蓄保険料)。準備金にどの方式を使うかを取り違えない。
危険保険料:
貯蓄保険料:
合計 となり、純保険料に一致する(再帰式 でも同じ値)。