読み込み中…
読み込み中…
生保数理・定理・責任準備金
責任準備金を1年ずつ前後につなぐ漸化式。「期首の準備金+その年の保険料」を1年間運用すると、期末に生存者へ渡す準備金と死亡者へ払う保険金の合計にちょうど等しくなる、という収支の釣り合いを式にしたもの。表から準備金を1年ずつ進めて求める大問で使う。
期首の責任準備金と保険料を1年運用した額が、生存者へ渡す翌年度準備金と死亡者へ払う保険金の合計に等しい。
ファクラーの再帰式は、責任準備金を1年ずつつなぐ漸化式である。ある保険年度について、次の収支が成り立つ。
期首:当年度末(=翌年度期首)の準備金 に、その年の純保険料 を加えて1年間運用する。
収支の釣り合いから導く漸化式
ある保険年度で、期首(当年度末)準備金 、純保険料 、予定利率 、死亡率
当年度末準備金 tV=0.20、純保険料 P=0.05、i=0.02、死亡率 q=0.01 のとき、ファクラーの再帰式で求める翌年度末準備金 t+1V に最も近いものはどれか。
ファクラーの再帰式 (tV+P)(1+i)=(右辺)における右辺として正しいものはどれか。
ファクラーの再帰式の左辺 (tV+P)(1+i) が表すものはどれか。
責任準備金の年度間の再帰関係。当年度末準備金と保険料を利息で繰り上げると、翌年度準備金の生存部分と死亡給付に等しくなる。
期末:生存者(割合 )には翌年度末準備金 を、死亡者(割合 )には保険金 を渡す。
両者が等しいので
が成り立つ。これがファクラーの再帰式である。 年進めて を求めるにも、逆に を求めるにも使える。
準備金の表を1年ずつ進める大問で使う
与えられた準備金の表から次年度の準備金を再帰的に求める(2024年度問題1(1)は危険保険料の再帰関係から第5年度末責任準備金を導く)。
解約脱退・医療保険など給付が変わっても同じ枠組み
死亡給付を解約返戻金や入院給付に置き換え、脱退率を組み込めば同じ再帰式が立つ(2019年度問題3(2)は解約脱退を織り込んだファクラーの再帰式(a)と医療保険版(b)の空欄補充。年央発生の給付はで評価)。
より
と求まる。