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生保数理・公式・責任準備金
初年度に集中する新契約費を、契約当初の責任準備金を薄くすることで償却する方式。平準純保険料式より初期の準備金が小さくなる(初年度末を0にする全期チルメル式が代表)。生保数理で毎年のように問われる最重要論点。
チルメル式責任準備金は契約当初が平準純保険料式より小さく、満期に向けて同じ水準に収束する。
新契約費(募集・診査など)は契約初年度に集中して発生する。純保険料は毎年一定なので、初年度は新契約費を賄いきれない。この差を、契約当初の責任準備金を薄く積むことで償却するのがチルメル式責任準備金である。
チルメル式では、純保険料に「新契約費を年賦償却する項」を上乗せしたチルメル式純保険料を用いる。チルメル歩合(新契約費相当)を 、償却期間を とすると、 での責任準備金は平準純保険料式
初期の準備金が平準純保険料式より小さい
新契約費を初期の準備金を薄くして償却するため、では
全期チルメル式()で、ある時点の平準純保険料式責任準備金 、チルメル歩合 、
全期チルメル式で、平準純保険料式責任準備金 tV=0.20、チルメル歩合 α=0.04、ä_{x+t:n-t}=12、ä_{x:n}=15 とする。チルメル式責任準備金 tV^[Z] に最も近いものはどれか。
チルメル式責任準備金を平準純保険料式責任準備金と比べたとき、契約当初(t<h)の水準として正しいものはどれか。
チルメル式責任準備金を用いる主な目的はどれか。
初年度に予定新契約費を償却するチルメル式の責任準備金。全期チルメル・h年チルメルがあり、平準純保険料式より初期の準備金が小さくなる。生保数理の最重要論点。
だけ小さくなる。償却期間で分けて、(保険期間全体で償却)を全期チルメル式、 を h年チルメル式という。 では償却が終わり に一致する。
典型的な設計は、初年度末の責任準備金が になるように を定めるものである。
全期チルメル(h=n)とh年チルメル(h<n)を区別する
償却期間を保険期間全体にとるか一部にとるかで水準が変わる。全期チルメルは初年度末を0にするの設定が定番(2017年度問題1(6)はチルメル割合、2022年度問題2(4)⑤⑥は1年度末0となる全期チルメル割合と第5年度末責準)。
数値計算・関係式・営業保険料と組み合わせて頻出
チルメル式責準の数値計算(2019年度問題2(6)・2022年度問題2(4)⑥)、1年進めた責準との関係式(2024年度問題2(6))、チルメル式責準を給付する営業保険料(2021年度問題2(5))など、単独40点・6/10年で問われる最重要論点。
となり、平準純保険料式より だけ小さい。契約当初ほどこの差が大きく、満期()で差は消える。