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生保数理・公式・責任準備金
初年度を「1年定期保険」とみなし、初年度末の責任準備金をちょうど0にする責準の積み方。初年度の純保険料を1年定期の自然保険料まで下げるぶん、契約当初の準備金を積まずに新契約費の償却に回せる。チルメル式(SEI034)を初年度末責準0まで目一杯効かせた特殊形。
初年度定期式では第1保険年度末の責任準備金がちょうど0になり、平準純保険料式より契約当初の準備金が低い。
初年度定期式責任準備金は、初年度を1年定期保険とみなして責準を積む方式である。初年度の純保険料を「1年定期保険の自然保険料 」まで下げ、2年目以降を「 歳加入の保険の平準純保険料」とみなす。これにより第1保険年度末の責任準備金がちょうど0になる。
初年度の収支をみると、期首準備金 ・初年度純保険料
第1保険年度末の責任準備金は0
初年度純保険料を1年定期の自然保険料に抑えるため、初年度末に積み上がる準備金が0になる。平準純保険料式より契約当初の準備金が低い。
チルメル式を初年度末責準0まで効かせた特殊形
新契約費の償却という狙いはチルメル式(SEI034)と同じで、初年度定期式はチルメル歩合を最大にとった全期チルメル式に相当する。チルメル割合の算出が問われる(2021年度問題1(5)は初年度定期式責任準備金のチルメル割合を
予定利率 、加入年齢の死亡率 とする。初年度定期式では初年度純保険料を1年定期の自然保険料
初年度定期式責任準備金における第1保険年度末の責任準備金 1V はいくらか。
初年度定期式で、初年度の純保険料は何に等しいか。
初年度定期式責任準備金は、どの方式の一種とみなせるか。
初年度を定期保険とみなして責任準備金を積む方式。チルメル式の一種で初年度末準備金が0となる。営業保険料・解約返戻金の設計に関わる。
これは死亡給付 にちょうど等しく、生存者へ渡す準備金は残らない()。
初年度に純保険料を抑えたぶんは、初年度に集中する新契約費の償却に充てられる。したがって初年度定期式はチルメル式(SEI034)の一種で、チルメル歩合を「初年度末責準を0にする最大値」までとった全期チルメル式に相当する。過去問ではこのチルメル歩合(チルメル割合)の値や、保険種類間の比が問われる。
保険種類間でチルメル割合を比較する出題がある
定期保険と養老保険で初年度定期式のチルメル割合の比を求めるなど、種類による違いを問う(2023年度問題1(6)は定期保険と養老保険の初年度定期式チルメル割合の比 )。
にとる。第1保険年度末の責任準備金は、収支 が成り立つことから
となり、確かに0になる。