読み込み中…
読み込み中…
生保数理・定理・責任準備金
養老保険や終身保険の責任準備金は、じつは「年金現価の比」だけで表せる。これから受け取る生存期間(残り期間の年金現価)が全期間に対して占める割合を1から引いたものが準備金になる。経過とともに残り期間の年金現価が目減りし、準備金は満期の1へ近づく。
責任準備金は経過とともに年金現価の比だけ増え、満期にちょうど1へ着地する(3年養老 i=0.05, q=0.02)。
保険金1・保険料年払・保険金年度末支払の完全離散型の養老保険を考える。平準純保険料は
年金現価の比だけで決まる
完全離散の養老保険で
3年満期の養老保険(保険金1、、各年 )を考える。年金現価は
完全離散の養老保険(保険金1)の責任準備金を年金現価で表す式として正しいものはどれか。
この年金現価比の式が成り立つ前提として正しいものはどれか。
3年養老(保険金1、i=0.05、q=0.02、ä(x:3)=2.804、ä(x+1:2)=1.933)で第1保険年度末の責任準備金 1V に最も近いものはどれか。
養老保険等の責任準備金を年金現価の比で表す恒等式。準備金の水準を年金現価から簡潔に評価でき、感応度分析にも接続する。
養老保険では恒等式
が成り立つ(保険金1は「毎期 だけ利息を放棄した期始払年金」とみなせる。 は年始払割引率)。これを使うと となる。
これらを将来法 に代入すると、 と合わせて の項が相殺し
が得られる。準備金は「これから受け取る年金(残り期間の年金現価)の割引比」で決まる。 で 、 で (満期に保険金1を積み終える)。
終身保険なら同じ論法で となる。予定利率を動かしたときの準備金の反応も、年金現価 の変化で読めるので感応度分析(SEI070)の入口になる。
終身保険でも同じ形
終身保険なら 。保険金1・年度末払・満期一括の完全離散型で成立する。
感応度分析の入口になる
準備金が年金現価の比なので、予定利率を変えたときの反応を の微分で評価できる(SEI070)。過去問では準備金水準を年金現価で言い換える小問が出る。
年金現価比で第1保険年度末の責任準備金を求めると
となり、将来法 ()で求めた値と一致する(SEI031)。同様に 、 でちょうど になる。