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確率・公式・変数変換・順序統計量
個の値の最大値は、『全員がある値 以下に収まる』ときだけ 以下になります。各々が独立に確率 で 以下なので、全員そろう確率は 。 が増えるほど最大値は分布の上限に張り付いていきます。保険でいえば、 件の契約のうち最大の請求額がどこまで伸びるか、というイメージです。
から 個取った最大値の密度
個の独立同分布の最大値。分布関数は
最大値
分布関数
。『最大値が
から 個取った最大値。密度
独立同分布 個の最大値の分布関数は?
から 個取った最大値の密度は?
の 個の最大値の期待値は?
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密度は分布関数を で微分して得ます。 を合成関数の微分で について微分すると、 となります(外側の微分 に、内側の が掛かる)。直感的には、最大値がちょうど 付近にあるのは『誰か1人が 付近にいて()、残り 人は全員 以下にいる()』状況で、その人の選び方が 通りある、と読めます。
一様分布 で具体化しましょう。()なので、最大値の密度は です。これは ベータ分布 分布の密度に一致します。期待値は となり、有名な結果 が出ます。 が大きいほど は1に近づき、最大値が支持の上限1へ張り付いていくことが式からも読み取れます。保険の文脈では、 件の独立な保険金請求のうち最大の請求額の振る舞いがこれにあたり、契約件数 が増えるほど『最大級の損害』が分布の上限近くまで伸びていく——再保険や巨大リスクの評価で効いてくる直感です。分散は で、 が増えると上限付近に密集して分散は小さくなります。
密度の導出
( を で微分)。『1人が 付近・残り 人が 以下』を 通りで選ぶ形。
一様分布の特例
なら で ベータ分布 に従う。期待値 、分散 。
の挙動
。最大値は支持の上限(一様なら1)に張り付き、分散も縮む。最大級リスクの評価に効く。
順序統計量の端
最大値は の順序統計量。一般の 番目の密度はベータ型で、最大値・最小値はその両端の特例にあたる。
(公式 と一致)。
最大値は ベータ分布 に従い、分散 。