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確率・用語・変数変換・順序統計量
「n個の標本を小さい順に並べ替えたときの、k番目の値」を表します。最小値も最大値も、この特別な場合(k=1またはk=n)です。
標本そのものではなく、「並べ替えた後の順番」に注目した統計量です。最大値・最小値・中央値はいずれも順序統計量の特別な場合です。
5個の標本
記法は
最大値の分布
独立に5個の をとったとき、最大値が0.9以下である確率は
(最大値)の分布関数は?
(最小値)の分布関数は?
独立な 指数分布 をn個とったときの最小値が従う分布は?
標本を小さい順に並べた 。最大値は「全部が 以下」、最小値は「全部が より大きい」と読み替えると、独立性から積で書ける。
最大値 がある値x以下になるのは、n個全部がx以下のときだけなので と、独立性から各 をn回掛けるだけで求まります。
最小値はこの逆を考えます。最小値がxより大きいのは、n個全部がxより大きいときだけなので 、よって です。「以下」と「より大きい」の向きを反転させる点が、最大値の式との一番の違いです。
最小値の分布
。
一般のk番目の密度
。
指数分布の最小値の特例
独立な 指数分布 をn個とったときの最小値は 指数分布 (指数分布の最小値の競合と同じ事実)。
範囲(レンジ)
(最大値と最小値の差)。
ベータ分布との対応(一様分布)
一様分布からのn個の標本のk番目の順序統計量は、ベータ分布に従う。期待値、分散。
2つの順序統計量の共分散・相関(一様分布)
k<lのとき、、相関係数。2022年度は一様分布のこの共分散・相関係数を求める大問で出題された。