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損保数理・公式・クレーム総額モデル・確率過程
契約者ごとにリスクの高さ(強度)が異なる場合、その強度自体を確率変数とみなしてモデル化したもの。強度がガンマ分布に従うと仮定すると、混合後の件数分布は負の二項分布になり、単純なポアソン分布より分散が大きくなる(過分散)性質を表せる。
契約者ごとの強度Λがガンマ分布に従うと仮定し、Λが与えられたときの件数がポアソン分布に従うとすると、混合後の件数分布(周辺分布)は負の二項分布になる。
ポアソン過程の強度自体が契約者ごとに異なる確率変数(構造分布)であるとする。がガンマ分布に従うと仮定すると、混合後の件数分布は
混合ポアソン過程のクレーム件数の積率母関数
強度Λがガンマ分布に従う混合ポアソン過程では、混合後の件数分布(負の二項分布)の積率母関数を、Λについて期待値をとることで導出できる(2021年度問題3)。
モーメント法によるα・βの推定
負の二項分布のパラメータα・βは、標本の平均・分散からモーメント法で推定できる(2021年度問題3)。
混合ポアソン過程は時間とともに過分散が強まる
混合ポアソン過程では、時刻tまでの件数N(t)について分散/平均の比が1を超え、その比は時間とともに大きくなる(過分散が時間とともに強まる)(2023年度問題3)。
混合ポアソン過程の無事故確率
ガンマ混合ポアソン過程のもとで、期間tにおける無事故確率は
とすると、
Λ~Γ(α=4,β=2)のとき、E[N]に最も近いものはどれか。
同じΛ~Γ(4,2)のとき、V[N]に最も近いものはどれか。
混合ポアソン過程(強度がガンマ分布に従う)の件数分布の分散は、同じ平均をもつポアソン分布の分散と比べてどうか。
ポアソン過程の強度 自体が確率変数(構造分布)となる過程。強度がガンマ分布に従う場合、件数分布は負の二項分布となり、分散が平均を上回る(過分散)。契約者間のリスク格差の表現に用いる。
という負の二項分布になる(ガンマ-ポアソン混合)。負の二項分布は、となり、ポアソン分布()と異なり分散が期待値を上回る(過分散)。時間の場合、無事故確率は、初回事故発生時刻の期待値は(のとき)となる。
初回クレーム発生時刻の期待値
ガンマ混合ポアソン過程における初回クレーム発生時刻の期待値は(α>1のとき)となる(2023年度問題3)。
となる。