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損保数理・用語・クレーム総額モデル・確率過程
事故がランダムかつ独立に、単位時間あたり一定の強度λで発生するとき、時刻tまでの事故件数はポアソン分布に従う。事故と事故の間隔(待ち時間)は指数分布に従うという性質があり、クレーム件数モデルの最も基本的な出発点となる。
事故はランダムな間隔(互いに独立な指数分布に従う待ち時間 )で発生し、時刻tまでの件数N(t)はポアソン分布に従う。
単位時間あたり強度で独立に事故が発生する計数過程をポアソン過程という。時刻までの累積件数は
間引き(thinning):確率pで独立に選ばれた事故の過程は強度λpのポアソン過程になる
各事故が独立に確率pで「対象」となる(例:免責金額を超える)とき、対象事故の発生過程は強度λpのポアソン過程になる(間引き、thinning)。この性質を使って一定期間の無支払確率を計算できる(2025年度問題2)。
初回事故発生時刻の期待値
ポアソン過程における初回事故発生までの待ち時間は指数分布に従うため、その期待値はとなる(2025年度問題2)。
間引き後のクレーム件数の積率母関数(IBNR評価への応用)
報告割合や検出割合F(v)で間引いたポアソン過程のクレーム件数も、間引きの性質からその積率母関数を求めることができ、IBNR備金評価などに応用される(2019年度問題3)。
強度 (1か月あたり)のポアソン過程で、か月間の件数を考える。 より
強度λ=0.5(1か月あたり)のポアソン過程で、t=4か月間にPr(N(4)=1)に最も近いものはどれか。
強度λ=0.6(1か月あたり)のポアソン過程で、免責金額の導入により事故の70%のみが支払対象(間引き確率p=0.7)となるとき、支払対象事故の過程の強度はどれか。
強度λが一定の(斉次)ポアソン過程において、初回事故発生時刻T1が従う分布はどれか。
単位時間あたり強度 で独立に事故が発生する計数過程。時刻 までの件数 は平均 のポアソン分布に従い、事故間隔(待ち時間)は指数分布に従う。クレーム件数モデルの基本。
(平均のポアソン分布)に従う。事故と事故の間隔(待ち時間)は互いに独立に
という指数分布に従う(ポアソン過程の無記憶性に対応する性質)。ポアソン過程には「間引き(thinning)」という重要な性質がある:各事故を確率で独立に選び出す(例:免責金額を超えた事故だけを数える)と、選び出された事故の発生過程も強度のポアソン過程になる。
また、初回事故発生までの期待時間は か月となる。