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損保数理・公式・クレーム総額モデル・確率過程
件数Nがポアソン分布に従う場合のクレーム総額モデル。独立な複数の複合ポアソン分布の和も、また複合ポアソン分布になる(再生性)という便利な性質があり、損保のクレーム総額モデルの基本形として最もよく使われる。
独立な複合ポアソン分布 、 の和は、強度が
件数が強度のポアソン分布に従うクレーム総額
複合ポアソン分布のクレーム総額確率はパンジャーの再帰式等で計算できる
件数がポアソン分布に従い損害額が離散分布の場合、複合ポアソン分布に従うクレーム総額がある値になる確率はパンジャーの再帰式などを使って計算できる(2017年度問題1)。
複合ポアソン分布のもとでの分散の計算と再保険への応用
複合ポアソン分布のクレーム総額の分散は、超過損害額再保険の設計(分散を一定割合減らすための免責金額の決定など)に応用できる(2019年度問題2)。
免責金額を適用した個々の損害額でも複合ポアソン分布の期待値公式が使える
免責金額(エクセス方式)を適用した個々の損害額
(1年あたりの件数)、損害額 とする。指数分布では
λ=4(1年あたり)、X~Exponential(平均=30)とする。E[S]に最も近いものはどれか。
同じ設定(λ=4、X~Exponential(平均30))でV[S]に最も近いものはどれか。
複合ポアソン分布の再生性により、独立な2つの複合ポアソン(λ1,F1)と(λ2,F2)の和はどうなるか。
件数 がポアソン分布に従うクレーム総額 の分布。複数の複合ポアソンの和も複合ポアソンとなる再生性をもち、損保のクレーム総額モデルの基本形。
となり、期待値・分散は
(はS009の一般公式に、ポアソン分布の性質を代入すると、と簡略化されることに対応する)。複合ポアソン分布には再生性(独立な複合ポアソン、の和も、強度・損害額分布が混合分布の複合ポアソンになる)という重要な性質があり、複数の部門・契約者群のクレーム総額を合算する際に使われる。
となる。