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生保数理・公式・利息の計算・確定年金
毎年同じ額をもらう確定年金の「毎年」を、1年目1・2年目2・3年目3…と階段状に増やしたものが逓増確定年金、逆に から1へ減らしたものが逓減確定年金。増える分・減る分をいちいち足し上げなくても、 ひとつから閉じた式で書ける。
逓増と逓減は同じ時点の支払額を足すとどこも n+1 になる。この対称性がそのまま (Ia)+(Da)=(n+1)a という恒等式になる。
毎年の支払額が と1ずつ増えていく確定年金を逓増確定年金、 と1ずつ減っていく確定年金を逓減確定年金という。期末払の現価はそれぞれ
設定:、。、
、(、、)のとき、 の値に最も近いものはどれか。
に等しいものはどれか。
に等しいものはどれか。
受取額が毎期1ずつ増加(逓増)または減少(逓減)する確定年金の現価。は逓増、は逓減で、いずれもを用いて閉形式で表せる。
導出は「階段を細い長方形の重ね合わせに分解する」と早い。 という支払は、 「1年目から 年目まで毎年1」+「2年目から 年目まで毎年1」+…+「 年目だけ1」 という 本の年金の重ね合わせだから となる。逓減も同様に「毎年 の年金から、時間とともに減る分を引く」と見れば が出る。
期始払にしたいときは、B9の確定年金と同じく分母の を に置き換えるだけでよい。
逓増と逓減を足すと定額年金に戻る。同じ時点の支払額が でどこも一定になるからで、 が成り立つ。片方を計算しておけばもう片方は引き算で出るので、検算にも使える。
とすると より となり、逓増永久年金(SEI004)につながる。実際、確定年金と永久年金を組み合わせた という関係が問われたことがある。左辺に定義を代入すると となり、 で第1項と第2項が消えるという仕掛けである。
逓減年金は「 を逆算する道具」としても出る。 と を突き合わせると となる。 と の表だけから予定利率を出せるという意味で、正誤問題の枝に使いやすい形である。
逓増は分子に期始払 、逓減は分子に期間 そのものが入る。・ なら 、。2018年度問題1(1)はこの の定義がそのまま解答の骨格になる。
同じ時点の支払額の和が でどこも一定になるため。片方から他方を引き算で出せるので検算に使える。右辺は
期始払への変換は分母を から に替えるだけ()
確定年金と永久年金を組み合わせた恒等式。左辺に定義を代入すると
を2通りに表して等号で結んだもの。 と の値だけから予定利率が逆算できる。2023年度問題2(1)はこの等式の正誤を枝のひとつにしている(正しい)。
(1) 逓増。。
定義どおり で一致する。
(2) 逓減。。
(3) 検算。、一方 で一致する。
(4) 期始払。。
(5) よくある誤り。分子を期始払 ではなく期末払 にすると となり、正解 から3割以上小さくなる。