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投資理論・用語・債券投資分析
クレジットリスクは「発行体がデフォルトする可能性」と「デフォルト時に回収できない損失」の 2 つで測る。イールドスプレッドはその市場価格。クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)はデフォルトリスクを移転するデリバティブ。
満期・クーポンなどの条件が等しい国債(緑)と社債(茶)の最終利回りを、年限ごとに並べた図。両者の差がTスプレッドで、5年債では 。信用リスクが高い発行体ほどTスプレッドは大きく、Tスプレッドが拡大すれば社債価格は下落する。
Tスプレッド(イールドスプレッド)=社債YTM-同年限国債YTM。期待損失 = PD×LGD(PD:デフォルト確率、LGD:デフォルト時損失率)。CDSプレミアム≈PD×LGD。
Tスプレッド(Treasury スプレッド、イールドスプレッド): クレジットリスクが高い発行体ほどスプレッドが広い。スプレッドは信用状況の変化で変動する。 期待損失(Expected Loss):
Tスプレッドは同一条件の無デフォルト債YTMとの差
Tスプレッド=信用リスク債のYTM−満期・クーポンが等しい無デフォルト債(国債)のYTM。信用リスクを織り込んだ理論価格から求めたYTMと、デフォルトなし同条件債のYTMの差として計算する(2017・2023・2025)。信用リスクが高いほど拡大。
デフォルト調整プライシングと回収率
社債価格は各期CFにデフォルト確率と回収率を織り込んだ期待CFをスポットで割り引く(2017・2019・2020・2023・2025)。期待損失=。リスク中立の世界では理論価格=期待償還額の現在価値とし含意デフォルト確率を逆算する出題もある(2020)。CDSプレミアムは各年度の予想損失を現価率加重した『保険料=保険金』の等価条件で求める(2019)。
構造型/誘導型モデルとオプション内包型債券
構造型モデル=企業の資産価値が負債水準を下回る時点をデフォルトと定義(2021)。誘導型モデル=デフォルトを突発事象とみなしPD・回収率を外生的に与える(2022)。この2つの入れ替えが定番トラップ。『投資適格でもデフォルトは起こりうる』(2021)。コーラブル債は投資家が発行体にコールを売却する形でオプション料分価格が安く、金利低下時にネガティブ・コンベキシティ(上に凸)になりうる。プッタブル債はオプション料分価格が高い(2017・2022)。
、回収率 ()のとき期待損失
社債 YTM 、同年限の国債 YTM のとき、Tスプレッドはいくらか。
(デフォルト確率)、回収率 のとき期待損失(損失割合)はいくらか。
CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)について正しいものはどれか。