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損保数理・用語・経験料率・クレディビリティ理論
リスクの高さ(パラメータΘ)について「こうだろう」という事前の見込み(事前分布)を、実際の観測データで更新し、事後の見込み(事後分布)を求める考え方。2乗誤差を最小にする推定量は、この事後分布の平均になる。
観測データxを反映させて事前分布π(θ)を事後分布π(θ|x)に更新する。
ベイズ推定では、リスクパラメータに事前分布を与え、観測データから事後分布を求める。2乗誤差を最小にする推定量は事後平均
2乗誤差を最小にする推定量は事後平均
2乗誤差を最小にする推定量は事後平均であり、この推定量のもとでの2乗誤差の期待値(残余)は事後分散になる(2017年度問題3、2022年度問題3)。
ガンマ-ポアソンの組み合わせは事後分布もガンマ分布になる
事前分布がガンマ分布、尤度がポアソン分布の場合(ガンマ-ポアソン)、共役性により事後分布も閉じた形のガンマ分布になり、事後平均を直接計算できる(2019年度問題4、2021年度問題3)。
正規-正規モデルも事後分布が正規分布になる
事前分布をとし、3年間()の観測クレーム件数の合計が5件だったとする。ガンマ-ポアソンの共役性により、事後分布は
事前分布Θ~Γ(α=3,β=2)、2年間の観測クレーム件数の合計が7件のとき、事後平均に最も近いものはどれか。
2乗誤差を最小にするベイズ推定量として正しいものはどれか。
ベイズ推定とビュールマンモデルの関係として正しいものはどれか。
リスクパラメータ に事前分布を与え、観測データから事後分布 を求めて推定を行う手法。2乗誤差を最小にする推定量は事後平均 となる。ガンマ-ポアソンや正規-正規のような共役事前分布では事後分布が閉じた形で求まり、ビュールマン推定量と一致・近似する。
となる。ガンマ分布を事前分布としポアソン分布の尤度と組み合わせる(ガンマ-ポアソン)場合や、正規分布同士(正規-正規)の場合は、事後分布も同じ分布族になる(共役性)ため閉じた形で事後平均が求まり、ビュールマン推定量と一致・近似する。
事前分布・尤度がともに正規分布の場合(正規-正規モデル)も共役性により事後分布が正規分布になり、閉じた形で事後平均・事後分散が求まる(2022年度問題3)。
となり、事後平均(ベイズ推定量)は
となる。