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経済・公式・貿易・関税
自由貿易を行うと国内価格は世界価格に収束し、総余剰は最大化される。関税をかけると国内価格がより高くなり、国内生産者は保護されるが、消費者の負担が増え、社会全体では余剰の損失(誰の得にもならない損失)が生じる。
世界価格での自由貿易均衡(輸入量=
自国の均衡価格が世界価格より高い財は、貿易を開放すると輸入国になる。 国内価格は世界価格まで下がり、国内需要
自由貿易開放の効果
世界価格 が国内均衡価格より低ければ輸入国となり、国内価格は まで下落する。消費者余剰は増加、生産者余剰は減少するが、消費者余剰の増加分が生産者余剰の減少分を上回るため総余剰は自由貿易前より増加する。
関税による余剰の損失
関税は国内価格を
世界価格、国内需要曲線、国内供給曲線
世界価格、国内需要、国内供給の財がある。1単位あたりの関税を課したとき、国内価格における輸入量はいくらか。
関税賦課の効果に関する記述のうち、正しいものはどれか。
世界価格、国内需要、国内供給の財について、自由貿易時の輸入量はいくらか。
自由貿易では国内価格が世界価格 に一致し総余剰が最大になる。関税 は生産者余剰と関税収入を生むが、生産の非効率と消費の減少という2つの三角形が余剰の損失として残る。
政府が国内生産者を保護する目的で関税を課すと、国内価格は まで上昇する。価格上昇により国内供給はへ増加し、国内需要はへ減少するため、輸入量はまで縮小する。 関税収入は 関税収入 で、政府に帰属する(社会全体で見れば消費者から生産者・政府への「移転」であり、それ自体は余剰の損失ではない)。 余剰の損失は2つの三角形からなる:①国内生産の非効率化(世界価格より高いコストで生産する分の損失、からの区間)と②消費の縮小(本来なら輸入で満たせたはずの需要が失われる損失、からの区間)。
関税の課し方の違い(定額型と価格比例型)
定額型の関税は1単位あたり定額 を課す()。価格比例型の関税は価格に対して一定率τを課す(P*=Pw(1+τ))。本番では『関税率を変化させたときの需要曲線シフトの違い』の形で両者の違いが問われることがある。
自由貿易時:輸入量 。
1単位あたりの関税を課すと、国内価格はとなる。
、なので、輸入量は(関税により輸入が完全に途絶える水準)。
このケースでは関税収入は輸入量がゼロになるためゼロで、余剰の損失は自由貿易時の総余剰と閉鎖経済(自給自足)時の総余剰の差として現れる。