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生保数理・公式・連生
「先に亡くなったほうの死亡で払う保険(第一死亡)」と「後に亡くなったほうの死亡で払う保険(最終死亡)」が基本の2形態。さらに「(x)が先に亡くなったときだけ払う」という条件付の形もある。いずれも連生年金の現価がわかれば、単生命と同じ 1 − d·ä の関係で一時払純保険料が出る。
第一死亡で給付する保険と最終死亡で給付する保険は給付時点が異なるが、両者の現価の和は単生命2本の和に等しい。
連生保険は、給付が発生する死亡を「第一死亡」に置くか「最終死亡」に置くかで分かれる。
:第一死亡(どちらかが最初に死亡した時点)で保険金を支払う
連生保険にも 1 − d·ä の恒等式がそのまま成り立つ
、、
利力 で、連続払の同時生存年金の現価が であるとき、第一死亡で保険金1を支払う連生終身保険の一時払純保険料 はいくらか。
最終死亡で保険金を支払う連生保険の一時払純保険料 の正しい表現はどれか。
独立で死力が定数 、、利力 とする。(x)が先に死亡したときに限り、その死亡時点で保険金1を支払う保険の一時払純保険料 はいくらか。
連生の死亡に連動する保険。第一死亡・最終死亡での給付など形態が多様で、連生年金現価との恒等関係から一時払純保険料を求める。
単生命と同じ形の恒等式が成り立つ。
、
2つ目は包除で、 と書き換えると「どちらの保険も合わせれば2人分の死亡保険と同じ」と読める。
条件付(死亡順序)保険は、が先に死亡したときにの死亡時点で給付する保険で と書く。定義から
、
が成り立つ。死力が定数なら
となり、死亡順序確率 (SEI047)と同じ比が現れる。
実際の出題は「が先に死亡したときとが先に死亡したときで保険金額が違う」といった変則給付が多い。給付ごとに ・・ に分解し、それぞれの現価を足すのが定石である。
最終死亡保険は包除で単生命に還元できる
。移項すれば で、検算に使える。
条件付保険は和の関係で分解する
、。死亡順序で保険金額が変わる保険は、この分解で ・ の線形結合として書けば純保険料が立つ(2016年度問題2(6)は(x)先死と(y)先死で給付が異なる連生保険の年払純保険料を問う)。
Makeham死力の下では条件付保険が c の比で分解される
のとき の形になる。同時生存状態 を同年齢2人 ()に置き換えられるというMakeham特有の性質による(2018年度問題2(7))。
定常死力なら一時払純保険料が閉形式で書ける
、。連続払純保険料の数値計算がこの形で問われる(2021年度問題3(2)(ⅲ)は大問の最終小問で連生終身保険の連続払純保険料を計算させる)。
である。定常死力の閉形式 と一致する。
条件付保険は
、
で、和は となる。
最終死亡保険は、、 から
となる。 と一致し、包除と恒等式の2ルートが合うことを確認できる。