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生保数理・公式・連生
「2人が生きている間だけ払う年金」「どちらかが生きている間は払う年金」「片方が亡くなった後に残された方へ払う年金(遺族年金)」の3種類。どれも同時生存年金 a_xy と単生命の年金を組み合わせるだけで書ける。大問では、この現価を経過年数 t で微分させる導出が繰り返し出題される。
同時生存年金は両者生存中のみ、最終生存者年金は一方でも生存していれば、遺族年金は(x)死亡後に(y)が生存している間だけ支払われる。
連生年金は、支払が続く条件をどの「状態」に置くかで種類が分かれる。期始払(年払)で書くと
最終生存者年金は包除で単生命に還元できる
・は独立で定常死力 、
連続払終身年金(年額1)の現価が 、、 であるとき、最終生存者年金の現価 に最も近いものはどれか。
(x)が死亡した後、(y)が生存している間だけ年額1を支払う遺族年金の現価として正しいものはどれか。
連続払の同時生存年金 を経過 で微分した式として正しいものはどれか。
2生命の生存に連動する年金。同時生存年金・最終生存者年金があり、計算基数・生存確率から現価を求める。大問で微分導出が頻出。
(少なくとも一方生存中は支払)
となる。最終生存者年金が包除で書けるのは、生存確率の包除(SEI046)をそのまま現価に持ち込めるためである。
遺族年金(の死亡後、が生存している間だけ支払う年金)は、「が生存している期間」から「両者が生存している期間」を差し引けばよいので
と書ける。連続払なら に置き換えるだけである。
大問で問われるのは微分の型である。連続払の同時生存年金を経過で微分すると
となる。単生命の と同じ形で、死力が2人分足されるだけである。最終生存者年金の微分は、包除の各項をこの式で微分して足し合わせれば出る。この導出はThieleの微分方程式(SEI037・SEI038)へそのままつながる。
遺族年金は差で書ける
。「が生きている期間」から「両者が生きている期間」を引く、と意味で覚えると符号を間違えない。親子連生保険(SEI053)の給付現価の中核になる。
同時生存年金の微分は死力を足すだけ
。単生命の式に が加わる形(2016年度問題3(2)(a)・2025年度問題3(1)はいずれも大問で、この微分を空欄補充で導出させる)。
生存者数に応じて年金額が変わる型は「何人以上生存」の和に分解する
たとえば4人中4人生存で1.5、3人で1.0、2人で0.5、1人以下で0なら、 と分解でき、各項を包除で書けばよい(2025年度問題2(6))。
、
である。したがって
最終生存者年金:
遺族年金(死亡後にへ支払):
となる。単独の のうち は両者生存中の支払で、残りの が「亡きあと」の部分にあたる、と読める。