サステイナブル成長率・ROE・配当性向
知識マップ投資理論・公式
ひとことで言うと
持続可能な成長率(サステイナブル成長率)は「稼いだ利益のうち再投資した分が将来の成長を生む」という発想。(:内部留保率)。配当を増やすと が下がり が低下する。
数式で表すと
g = ROE × b(b = 内部留保率 = 1 − 配当性向)。ROE = 純利益/自己資本。配当性向が上がると g が下がる。
試験に出る性質
配当性向↑ → g↓ → V への影響は複合的
配当性向を上げると が増えるが が下がる。ゴードンモデル では両方が変化するため、配当性向と株式価値の関係は単純ではない(CAPM 均衡下では中立になる場合もある)。
デュポン分解で ROE を深掘り
ROE 純利益率 総資産回転率 財務レバレッジ。ROE の源泉(利益率改善 vs レバレッジ拡大)を分析することが重要。
サステイナブル成長率は長期の平均を表す
あくまで「ROE と配当政策が一定のとき持続できる成長率」。実際の成長率は年によって変動するため、長期平均として使う。
例で見る
ROE 、配当性向 のとき:、。この成長率とゴードンモデルを組み合わせ、、来期 EPS 円、配当性向 40% なら 円: 円
つまずきポイント
- 「配当を増やすと株主は喜ぶから価値が上がる」は必ずしも正しくない。配当性向を上げると が低下し、 の分子(↑)と分母(:↑)の両方が変化する。
- 内部留保率 配当性向(小数)。配当性向が「40%」なら (60%)。 を小数で使うことを忘れずに。
定着クイズ
ROE 、配当性向 のとき、サステイナブル成長率 はいくらか。
配当性向を 40% から 60% に引き上げると、サステイナブル成長率 はどう変化するか(ROE は一定)。
ROE 、配当性向 、来期 EPS 円のとき、ゴードン成長モデルで として株式価値を求めよ。
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