定率成長DDM(ゴードン成長モデル)
知識マップ投資理論・公式
ひとことで言うと
配当が毎期一定率 で成長し続けるとき、DDM は という閉形式で表せる(ゴードン成長モデル)。成長率が高い・割引率が低いほど株式価値が高い。 が に近づくと価値は急騰する。
横軸 g(成長率)・縦軸 V₀(株式価値)。、 の場合。 が に近づくにつれ価値が急激に上昇し、 で理論上無限大になる。
数式で表すと
配当が毎期一定率 g で成長するとき V₀ = D₁/(r−g)。D₁ = D₀(1+g)。r > g が必要条件。
試験に出る性質
r > g が必須(そうでないと発散する)
長期的に は維持できない(経済全体の成長率を超え続けることは不可能)。モデル適用には実現可能な長期安定成長率の仮定が必要。
配当利回り + 成長率 = 期待収益率
。「ゴードンモデルを逆に解く」と株主資本コスト の推定に使える。
成長率 g の変化は価値に大きく影響する
のとき、 が 4% から 5% に 1% 上がると は 1.67 倍()。成長率の推定誤差が価値評価に与える影響が大きい。
例で見る
円、、 のとき: 円 円
つまずきポイント
- (来期配当)と (当期実績配当)を混同しない。公式の分子は来期配当 。 を分子にするのは誤り。
- が分母。 の条件を確認してから計算する。 の場合は分母ゼロで計算不能(モデルの前提が崩れる)。
定着クイズ
円、成長率 、株主資本コスト のとき、ゴードン成長モデルによる株式価値はいくらか。
ゴードン成長モデルが成立するための必要条件はどれか。
円、 円、 のとき、この株式の株主資本コスト はいくらか。
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