プット・コール・パリティ
知識マップ投資理論・定理
ひとことで言うと
欧州コール・プット・原資産・無リスク債の 4 つの価格に成立する無裁定条件。「コール買い+プット売り フォワード」という直感から自然に導かれる。片方の価格がわかれば他方が計算できる。
コール買い(緑)+プット売り(赤茶破線)のペイオフを合成するとフォワード(青破線)になる。これがプット・コール・パリティの直感的説明。
数式で表すと
欧州コール・プット・原資産・無リスク債の価格関係。C₀ − P₀ = S₀ − K/(1+rₓ)^T。一方が与えられたら他方を計算できる。
試験に出る性質
コール価格からプット価格を求める
。市場でコール価格がわかれば、同一条件のプット価格を無裁定で計算できる。
合成ポジション
「プット買い+原資産保有」 プロテクティブ・プット コール買い+現金(合成コール)。さまざまな合成が可能。
アメリカン・オプションではパリティは成立しない
早期行使の可能性があるため等式ではなく不等式(境界条件)になる。 等。
例で見る
、、(年率)、、 のとき:
つまずきポイント
- は行使価格の現在価値( を割り引く)。 そのものを使わない。満期まで無リスク運用すれば が手元に残るという発想。
- プット・コール・パリティは欧州オプション専用。アメリカン・オプションには(早期行使があるため)そのまま適用できない。
定着クイズ
、、(1 年)、 のとき、プット・コール・パリティによる はいくらか(小数第 2 位まで)。
プット・コール・パリティ の右辺 は何を意味するか。
プット・コール・パリティが直接適用できないケースはどれか。
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