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モデリング・用語・モンテカルロ法
乱数を使ったシミュレーションを多数回繰り返し、その結果の平均から確率や期待値などの値を近似的に推定する手法です。標本数を増やすほど精度が上がります。
解析的に解くのが難しい問題でも、乱数生成とシミュレーションによって近似解を得られる柔軟な手法です。
シミュレーション回数nを増やすほど、推定値(累積平均)は真の値に収束し、ばらつきの範囲(誤差)も縮小する。
モンテカルロ法は、求めたい量(期待値、確率、積分値など)を、乱数を使ったシミュレーションを多数回(n回)繰り返した結果の平均で近似する手法です。大数の法則により、シミュレーション回数nを増やすほど標本平均は真の値に収束します。
推定値の標準誤差は のオーダーで小さくなります(σはシミュレーション1回あたりの結果の標準偏差)。これは、精度を10倍上げるには標本数を100倍にする必要があることを意味し、収束は速くないものの次元の高い問題でも適用できるという利点があります。
シミュレーションで使う乱数は、逆関数法
基本原理
乱数によるシミュレーションをn回繰り返し、結果の平均で求めたい量を近似する。
収束
大数の法則によりnを増やすほど真の値に収束する。
標準誤差
のオーダーで縮小する(σは1回のシミュレーション結果の標準偏差)。
1回あたりの標準偏差σ=10のシミュレーションをn=100回行うと、標準誤差は 。n=10000回に増やすと標準誤差は
モンテカルロ法の標準誤差はシミュレーション回数nに対してどう変化するか?
標準誤差を1/10にするには、シミュレーション回数を何倍にする必要があるか?
モンテカルロ法で乱数を目的の分布に変換する代表的な手法は?
乱数で期待値や面積を推定する手法。誤差は で減る。
逆関数法などで目的の分布に従う乱数を生成する。
利点
解析的に解けない複雑な問題や高次元の問題にも適用できる。
分散減少法(負の相関法)
同一分布に従うが独立でない を使い とすると、()。逆関数法で とおく(アンチシティック変量法)と、 が単調なら負の相関により分散が単純 標本より小さくなる。標準正規なら として と書ける。