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損保数理・定理・リスク尺度
「良いリスク尺度」が満たすべき4つのルール(公理)がある。VaRはこのうち「合算すればリスクは増えないはず」というルール(劣加法性)を満たさないことがあり、そのためTVaRのほうが理論的に優れているとされる。
コヒーレント・リスク尺度の4公理のうち、VaRは劣加法性を満たさないことがある。
コヒーレント(整合的)リスク尺度が満たすべき4公理は単調性・正同次性・平行移動不変性・劣加法性
である。VaRは一般にこの劣加法性を満たさないが、TVaRは満たす。同一の信頼水準では
コヒーレント・リスク尺度の4公理
コヒーレント・リスク尺度が満たすべき4公理は単調性・正同次性・平行移動不変性・劣加法性である(2023年度問題1)。
VaRは劣加法性を満たさないことがある
VaRは一般に劣加法性を満たさない(リスクを合算するとVaRが個々の和を超えることがある)が、TVaRは劣加法性を満たす(2017年度問題1、2025年度問題1)。
同一水準ではVaR≤歪みリスク尺度≤TVaR
独立な2つのリスクが、それぞれ確率0.98で0、確率0.02で100の損失を発生させるとする。単独ではなので
コヒーレント・リスク尺度が満たすべき4公理に含まれないものはどれか。
劣加法性を満たすリスク尺度として正しいものはどれか。
同一の信頼水準αでのVaR・歪みリスク尺度・TVaRの大小関係として正しいものはどれか。
コヒーレント(整合的)リスク尺度が満たすべき4公理は単調性・正同次性・平行移動不変性・劣加法性。VaR は一般に劣加法性 を満たさないが、TVaR は満たす。同一水準では の大小関係が成り立つ。
という大小関係が成り立つ。
同一の信頼水準では、という大小関係が成り立つ(2017年度問題1)。
となり、劣加法性が破れている。