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損保数理・公式・リスク尺度
損失がどの水準までなら「まず起こらない」と言えるかを表す境界値(VaR)と、その境界を超えてしまった場合に平均してどれくらいの損失になるか(TVaR)。TVaRのほうが裾の重さ(大惨事のリスク)をより反映する。
VaRαは分位点、TVaRαはVaRを超えた損失の条件付き期待値で、TVaR≥VaRとなる。
VaR(バリュー・アット・リスク)は損失分布の上側分位点で、信頼水準 のもとで超過確率が となる損失額。TVaR(テイルVaR、期待ショートフォール)は VaR を超える損失の条件付き期待値で、裾の重さを反映する。連続分布では
VaR(バリュー・アット・リスク)は損失分布の上側分位点
で、信頼水準
VaRは分位点、TVaRは超過分の条件付き期待値
VaRは損失分布の上側分位点(超過確率となる損失額)であり、TVaRはそのVaRを超える損失の条件付き期待値(裾の重さを反映)である(2016年度問題1、2022年度問題2)。
連続分布では常にTVaR≥VaR
連続分布では
損失が指数分布(平均)に従うとする。のVaRは、
損失Xが指数分布(平均20)に従うとき、α=0.90のVaRに最も近いものはどれか(ln10≈2.303)。
指数分布(平均15)に従う損失について、 のVaRが約34.5のとき、 に最も近いものはどれか。
VaRとTVaRの関係について正しいものはどれか(連続分布の場合)。
で、裾の重さを反映する。連続分布では常にとなる。指数分布のように無記憶性をもつ分布では、VaRを超えた部分の条件付き期待値の計算が簡単になる。
指数分布では無記憶性によりTVaR計算が簡単になる
指数分布のように無記憶性をもつ分布では、VaRを超えた部分の条件付き期待値の計算が、平均超過関数を通じて簡単になる(2016年度問題1)。
指数分布の無記憶性より、超過分の条件付き期待値は元の平均と同じになるため
となる。