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損保数理・公式・損害率統計
「計上した保険料」に対して「実際に支払った保険金」だけを単純に対応させる、最も簡便な損害率。経過調整(アーンド調整)をしないため計算は容易だが、保険料と保険金の対応期間がずれるため実態を正確に表さないことがある。
計上保険料に対し、支払保険金だけを単純に対応させる(支払備金の増減は含めない)。
計上保険料(リトンプレミアム)に対する支払保険金(ペイドロス)の比率。保険料の計上と支払を単純に対応させた損害率で、経過調整を行わない簡便な指標。
リトンベーシス損害率は
で計算する、経過調整(アーンド調整)を行わない簡便な指標である。分子には支払備金の増減を含めず、実際に支払った保険金だけを使う。
保険料は契約成立時に計上され、保険金は事故発生後の支払時に計上されるため、両者が対応する期間は必ずしも一致しない。この期ズレの影響を受けやすい点が、経過ベースで期間を対応させるアーンドベーシス損害率との違いである。
リトンベーシス損害率は支払備金の増減を反映しない
リトンベーシス損害率は支払保険金(ペイドロス)÷計上保険料(リトンプレミアム)であり、支払備金の増減を分子に含めない点がアーンドベーシス損害率と異なる(2018年度問題2、2024年度問題2)。
経過調整をしないため期ズレの影響を受けやすい
計算が簡便な分、保険料の計上時期と保険金の支払時期が対応していないため、リトンベーシス損害率は期ズレの影響を受けやすく、実態の損害率を正確に表さない場合がある(2023年度問題1)。
計上保険料(リトンプレミアム)が1,200、支払保険金(ペイドロス)が600のとき、リトンベーシス損害率は
となる。支払備金の増減は考慮しない。
計上保険料900、支払保険金405のとき、リトンベーシス損害率に最も近いものはどれか。
リトンベーシス損害率に関する記述として正しいものはどれか。
リトンベーシス損害率がアーンドベーシス損害率より実態を表しにくい理由として最も適切なものはどれか。