読み込み中…
読み込み中…
確率・用語・分布の性質(保険接点)
中央値は「分布をちょうど半分に分ける点」、つまり累積分布関数が になる値です。逆関数法の言葉で言えば、一様乱数 に対応する値 そのもの。右に歪んだ分布では、平均より中央値の方が小さくなります。
指数分布
分布関数が となる点。逆関数法で が対応する値。
中央値(median) は、分布をちょうど半分に分ける点で、累積分布関数が になる値として定義されます: つまり「 が 以下になる確率がちょうど50%」となる
定義
を満たす点 。分布を確率で半分に分ける値。
逆関数法との関係
(平均 )。
中央値 の定義は?
の中央値は?
右に歪んだ分布での中央値と平均の関係は?
関連問題は現在準備中です。
具体的に指数分布 (平均 )で中央値を求めます。累積分布関数は なので、 を解いて となります。中央値は約 です。ここで注目したいのは、中央値 が平均 より小さいことです。これは偶然ではなく、指数分布のように右に裾が長い(右に歪んだ)分布で典型的に起こるパターンです。右の長い裾にある大きな値が平均を引き上げる一方、中央値は順位で真ん中を見るだけなので裾の影響を受けにくく、結果として中央値 平均となります。
この「右歪みでは中央値 平均」という関係は、外れ値や歪みに対する頑健さの観点で実務的に重要です。中央値は極端な大きい値に引きずられにくいので、所得や保険のクレーム額のように右に大きく歪んだデータでは、平均より中央値の方が「代表的な値」をよく表すことがあります。なお、対数正規分布のような右に歪んだ分布でも同様に中央値 平均となりますが(一般的な右歪み分布の一例として挙げるにとどめます)、本質は分布の歪みと、平均・中央値それぞれが歪みをどう受けるかの違いにあります。
指数分布の中央値
より 。 なら 。
右歪みでは中央値 平均
右に裾が長い分布では大きな値が平均を引き上げ、中央値より平均が大きくなる(例:)。
外れ値に頑健
中央値は順位で決まり極端な大きい値に引きずられにくい。所得・クレーム額など右歪みデータの代表値に向く。
。
中央値 は平均 より小さい(右に歪んだ分布では中央値 平均の典型)。