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統計・用語・仮説検定
「対立仮説が本当は正しいのに、帰無仮説を棄却しそびれてしまう」見逃しの誤りです。その確率を と書き、検出力は 。第1種の過誤 (無実なのに棄却する誤り)とはトレードオフの関係にあります。
帰無仮説
第2種の過誤とは、対立仮説 が真であるのに帰無仮説 を棄却しない(見逃す)誤りで、その確率を と書きます。検出力で見たとおり検出力は
定義
が真なのに を棄却しない誤り。確率
対
第2種の過誤 はどの仮説のもとで計算するか?
対 、、、片側 (棄却点 )のときの は?()
と の関係として正しいのは?
計算例を、next 検定設計と完全に同じ数値で進めます。 対 (対立側を具体的に と置く)、母標準偏差 、標本サイズ とすると、標本平均の標準誤差は です。有意水準 の片側検定()では、棄却点は です( で棄却)。第2種の過誤 は「 が真()なのに棄却しない= になる」確率なので、 のもとで として と求まります。したがって検出力は 、約80%です。
この計算から の性質が見えてきます。 は のどの値を仮定するかで変わります。真の差が小さい( が0に近い)なら2つの分布が大きく重なり は大きく(見逃しやすく)なります。また と はトレードオフします。棄却点 を右にずらして を小さくすると は増えます。両方を同時に小さくするには標本サイズ を増やすしかなく、これが 検定設計の出発点になります。
2種の過誤
真で棄却=第1種()、 真で棄却せず=第2種()。 は 側、 は 側で測る。
の計算
棄却点 を求め、 の分布のもとで となる確率を計算する。例では 。
は対立値依存
は固定だが は のどの値を仮定するかで変わる。真の差が小さいほど は大きい。
とのトレードオフ
を動かすと で 。両方下げるには を増やすしかない(検定設計)。
。
よって検出力 (約80%)。