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年金数理・公式・給与・昇給
将来払われる給与を全部いまの価値に割り引いて足したもの。給与比例で保険料を集める制度では、これが保険料率の分母になる。
人数現価と給与現価を項ごとに並べたもの。差は給与指数の重みだけで、57歳の項は指数が1なので一致する。昇給率が正なら以降の項は必ず給与現価のほうが大きい。
人数現価に給与指数を掛けたもの
<計算の前提> 共通トイモデル。、、
歳の被保険者についての給与現価を表す式として正しいものはどれか。
、、、予定利率 2.0 パーセント、、、 のとき、57歳の被保険者1人あたりの給与現価に最も近いものはどれか。
昇給率が正である制度における、給与現価と人数現価の大小関係として正しいものはどれか。
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将来の給与総額を現価に割り引いて合計した量。給与比例の標準保険料率は「給付現価÷給与現価」で決まるため、給与比例制の計算の分母になる。
人数現価の各項に給与指数を掛けただけである。人数現価が「何人ぶんの拠出機会があるか」を数えるのに対し、給与現価は「給与何単位ぶんの拠出機会があるか」を数える。
分母をどちらにするかで保険料の意味が変わる
・分母に人数現価を置く → 1人あたり定額の保険料
・分母に給与現価を置く → 給与1あたりの保険料率
同じ給付現価をまかなっていても、拠出の時間配分が違う。昇給を見込むぶん、給与比例では若いうちの拠出が軽くなる。
計算基数で括り出せる
給与指数を組み込んだ計算基数を使えば、給与現価も 型の基数の比で書ける。2020年度 問題3(1) は、給与現価を計算基数で括り出す式の空欄を問うている。
在職者ぶんと将来加入者ぶんに分かれる
(現在の被保険者)と (将来加入見込者)に分けると、財政方式の違いはこの分母にどちらを入れるかの違いとして整理できる。開放基金方式・開放型総合保険料方式は を含め、加入年齢方式は 側だけ、閉鎖型総合保険料方式・到達年齢方式は だけを使う。
昇給率が正なら給与現価は人数現価より大きい
基準年齢の項は指数が1で一致し、以降の項が重くなる。トイモデルでは 2.774221 対 2.651288。
給与比例の保険料率は率であって金額ではない
金額に直すにはその人の給与を掛ける。率のまま金額と足し引きしない。
計算基数で括り出せる
給与指数を組み込んだ基数を使えば 型の比で書ける。2020年度 問題3(1) が空欄で問うている。
と の取り方が財政方式の違い
将来加入見込者を分母に入れるかどうかで、開放型と閉鎖型が分かれる。
(1)2つの分母
人数現価
給与現価
(2)分母を変えると何が変わるか
定額拠出
給与比例
給与比例の 2.377708 は「給与1あたり」の率である。57歳の給与指数は1なので57歳時点の拠出額は 2.377708 で、定額の 2.487944 より軽い。同じ給付現価をまかなっていても、拠出の重みが後ろにずれている。
(3)集団全体
在職者1,700人(57歳1,000・58歳900・59歳800)で
人数現価
給与現価
差 が昇給の重みぶんである。