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損保数理・定理・破産理論・リスク理論
保険会社が破産(サープラスがマイナスになる)確率を、正確に計算する代わりに「これより大きくはならない」という上限で評価する考え方。その上限を決める鍵になるのが調整係数Rという数値。
初期サープラスuが大きいほど、ルンドベリの不等式による破産確率の上限は指数的に小さくなる。
調整係数(安全係数)は、クレーム額の積率母関数を用いた調整方程式
調整係数Rは調整方程式の正の解として定まる
調整係数は、調整方程式
クレーム額が指数分布(平均5)に従い、安全割増率のとき、調整方程式は
クレーム額が指数分布(平均4)、安全割増率θ=0.25のとき、調整方程式1+1.25×4×R=1/(1-4R)を満たす調整係数Rに最も近いものはどれか。
ルンドベリの不等式が示す内容として正しいものはどれか。
調整係数Rに関する記述として正しいものはどれか。
調整係数(安全係数)Rは、クレーム額Wの積率母関数を用いた調整方程式 の正の解として定まる量。ルンドベリの不等式はこのRを用いて、初期サープラスuに対する究極破産確率を と上から評価する定理で、破産理論の基本となる。
の正の解として定まる。ルンドベリの不等式は、このを用いて初期サープラスに対する究極破産確率を
と上から評価する。初期サープラスが大きいほど破産確率の上限は指数的に小さくなる。比例再保険を導入すると調整係数が変化し、出再割合を適切に選ぶと調整係数を最大化できる。
ルンドベリの不等式は初期サープラスが大きいほど上限が指数的に小さくなる
ルンドベリの不等式は、初期サープラスが大きいほど破産確率の上限が指数的に小さくなることを示す(2017年度問題3、2021年度問題1、2023年度問題3)。
比例再保険は調整係数を変化させる
比例再保険を導入すると調整係数Rが変化し、出再割合を適切に選ぶと調整係数(安全性指標)を最大化できる(2016年度問題3、2019年度問題3)。
を解くととなる。初期サープラスのとき、ルンドベリの不等式による破産確率の上限は
となる。