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確率・用語・離散分布
「成功か失敗かの試行を繰り返したとき、 回目の成功が出そろうまでに何回の試行がかかるか」を表す離散分布です。幾何分布が『初めての成功まで』だったのを、『 回目の成功まで』に一般化したものです。
「成功確率 が一定のベルヌーイ試行を、 回成功するまで独立に繰り返す」状況で現れます。同じ の幾何分布を独立に 個足したものと同じで、
横軸は
acpassでは幾何分布と整合させ、「 回目の成功までの試行回数」を とする版を基本とします。 は
確率関数と平均・分散
サイコロで6を 回出すまでに振る回数()。ちょうど10回目で3回目の6が出る確率は
負の二項分布(試行回数版・ 回成功まで)の平均 は?
負の二項分布が幾何分布に一致するのは がいくつのとき?
負の二項分布(試行回数版)の確率関数 の二項係数は?
平均と分散は です。これは「初成功までの幾何分布(平均 、分散 )」を独立に 個足したものとして自然に理解できます。独立な和なので、平均も分散もそれぞれ 倍になっているわけです。 を代入すると平均 ・分散 となり、ちょうど幾何分布に一致します。
なお負の二項分布には「 回成功までの"失敗回数" 」を変数にとる流儀もあり、その場合 、 となって平均が だけずれます。問題文がどちらの定義かを必ず確認してください。
幾何分布の和
同じ の独立な幾何分布を 個足したものと同じ。だから平均・分散がともに 倍になる。
r=1で幾何分布
を代入すると平均 ・分散 となり、ちょうど幾何分布に一致する。
r についての再生性
独立な 負の二項分布 と 負の二項分布 (同じ )の和は 負の二項分布 になる。
二項分布との役割の違い
二項分布は『試行回数 を固定して成功回数を数える』。負の二項は『成功回数 を固定して試行回数を数える』、いわば二項の裏返し。
過去問では失敗回数版が主流
2020年度(5)は 、2023年度(2ア)はシュートを外した回数 について と、いずれも失敗回数版の形で出題されている。
3回目の6が出るまでの平均回数は 回。