オプション戦略(スプレッド・ストラドル等)
知識マップ投資理論・用語
ひとことで言うと
オプションを組み合わせると様々なリスク・リターン特性のポジションが作れる。ストラドルは大きな価格変動に賭け、ブル・コール・スプレッドは上昇に限定的に賭け、プロテクティブ・プットは下落ヘッジ。
ストラドル(同一行使価格のコール+プット買い)のペイオフ(青)。V字型で株価が大きく上下するほど利益。ATM付近の小幅な動きでは両プレミアムの損失。コール・プット個別のペイオフも点線で表示。
数式で表すと
ブル・コール・スプレッド(低K買い+高K売り)、ストラドル(同K のコール+プット買い)、ストラングル(OTM コール+プット買い)、プロテクティブ・プット(株保有+プット買い)。
試験に出る性質
スプレッドとコスト削減
ブル・コール・スプレッドはコール買いコストをコール売りのプレミアムで一部回収する。最大利益が制限される代わりに、コスト(最大損失)を削減できる。
ストラドルとボラティリティの賭け
ストラドルは株価の方向ではなくボラティリティ(動きの大きさ)に賭けるポジション。「実現ボラティリティ > インプライド・ボラティリティ」と予測するなら利益。
プロテクティブ・プットの合成
プット・コール・パリティより、「株式保有+プット買い」 「コール買い+現金()保有」。下落ヘッジと上昇参加を両立するが費用が高い。
例で見る
ブル・コール・スプレッド: のコール(プレミアム 10)を買い、 のコール(プレミアム 3)を売る(純コスト )。 のとき:コール買い行使()、コール売りは行使されず()。純利益 。:利益は (コスト)が上限。
つまずきポイント
- ストラドルは「上昇も下落も利益が出る」ではなく「大きな変動があれば利益」。小幅な動きでは支払ったプレミアム(コスト)を回収できず損失。
- ブル・コール・スプレッドの最大利益 純コスト、最大損失 純コスト(支払ったプレミアム差額)。上下を逆に覚えない。
定着クイズ
ストラドル(同一行使価格のコール+プット買い)が利益を出す条件はどれか。
ブル・コール・スプレッド(: コール買い+ コール売り)の最大利益はいくらか。
プロテクティブ・プット(株式保有+プット買い)のペイオフとして正しいものはどれか。
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