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投資理論・公式・デリバティブ投資分析
フォワード(先物)価格は「今すぐ株を買い、資金を借りて将来引き渡す」戦略の無裁定コスト。無配当株なら (キャッシュ・アンド・キャリー価格)。配当があると配当分だけフォワードは低下する。
無裁定によるフォワード価格の導出。今日 で株を購入・資金借入し、 年後に
フォワード(先物)の無裁定価格: 無配当株:
フォワード価格と現物価格の関係式の向きのトラップ
2016年(問11(5)(C))では、「満期まで1年の先物についてキャリーコストを考慮しないとき、現物価格Sと先物価格Fの関係はリスクフリー・レートrを用いてS=(1+r)×Fと表せる」という記述の正誤が問われ、これは誤り(正しくはF=(1+r)×S)である。無裁定価格の基本公式の左右を入れ替えた誤肢は繰り返し出題の定番パターンである。
コール/プットとフォワードの価値の差額はプット・コール・フォワード・パリティで求める
同一の権利行使価格(=受渡価格)を持つヨーロピアン・コールの価値からロング・フォワードの価値を引いた差額(2018年問14(Ⅰ)(2))、プットの価値からショート・フォワードの価値を引いた差額(2019年問14(Ⅰ)(2))を求めさせる出題が続いている。これは
円、(年率)、
無配当株の現在価格 円、(年率)、 年の無裁定フォワード価格はいくらか(小数第 1 位まで)。
実際のフォワード価格 が無裁定価格 より高い場合、どの裁定取引が可能か。
配当(現在価値 円)がある株式( 円)の 1 年フォワード価格()はいくらか。
無配当株のフォワード価格 。連続配当利回り のとき 。ベーシス 現物価格 先物価格。
フォワードの価値から受渡価格を逆算する
2020年(問10(5))、2021年(問12(3))、2025年(問13(3)ウ)では、フォワード契約(ロングまたはショート)の「今日の価値」が先に与えられ、そこから受渡価格(約定価格K)を逆算させる出題が繰り返されている。フォワード・ロングの価値は状態価格を用いた評価では、2025年のようにプット・コール・パリティから導いた現在の原資産価格を用いる場合はの形で評価され、これをについて解く逆算の発想が要求される。
円