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年金数理・公式・標準保険料と責任準備金
定年退職時から年金を支払う制度。給付現価は「定年到達者の割合 × 年金額 × 定年時点の年金現価率」を定年まで割り引くだけ。終身・保証期間付終身・n年確定といった支給形態の違いは、年金現価率の差し替えで吸収される。
年金の給付現価は2段階。定年時点で年金現価率により評価し、そこから今日まで割り引く。
年金給付制度の給付現価は2段階の割引で書く。
年金の給付現価は2段階の割引で書く
定年時点で年金現価率により一括評価し、その値を定年まで割り引く。一時金の給付現価との違いはこの一括評価の1段だけである。
支給形態の違いは年金現価率の差し替えで吸収される
終身・保証期間付終身・年確定のどれであっても、制度の骨格は変わらず年金現価率だけが変わる。2019年度問題2(3)①は10年確定年金を支給する制度の給付現価を求めさせる(1点)。確定年金は生死によらないので生存率を掛けない。
年金給付は単独より組合せの中で問われる
年金給付そのものを単独で問うた小問は10年で1問(1点)しかない。実際には中途退職一時金と組み合わせた混合給付制度(NEN048)として5年度・14点ぶん問われている。年金の側だけ完璧にしても得点にならない。
年金現価率は諸数値として与えられる
本試験は年金現価率を計算させない。問われているのは「どの年齢・どの形態の年金現価率を選ぶか」であり、選択を誤ると計算が正しくても答が合わない。
<計算の前提>
・加入57歳・定年60歳、 は 2.0 パーセント
・定年退職者に、定年時から生存を条件に年金額1の終身年金を支払う
・残存数 、
定年60歳から支給する終身年金の給付現価を求めるとき、掛ける年金現価率として正しいものはどれか。
v の3乗 = 0.942322、定年到達割合 0.7、年金額1 の制度で、給付を「10年確定年金(期初払い確定年金現価率 9.16224)」に変えた場合の給付現価に最も近いものはどれか。
n年確定年金について正しいものはどれか。
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定年退職時から年金を支払う制度の給付現価と標準保険料。終身年金・保証期間付終身年金・ 年確定年金など、支給形態によって年金現価率が変わる。
(1)まず定年時点に立って、そこから先の年金の価値を年金現価率で一括評価する (2)次にその値を、今日から定年までの期間で割り引く
一時金との違いはこの(1)だけである。
支給形態は年金現価率の差し替えで済む
・終身年金: ・年保証期間付終身年金:保証部分は生死によらないので確定年金現価率、超過部分は生存条件付き ・年確定年金:(生存を条件としない)
確定年金は生死によらないので脱退残存表を使わない。この違いを取り違えると、確定年金なのに生存率を掛けてしまう。
年金現価率は与えられる
本試験は年金現価率を`<諸数値>`として与える。自分で生命表から作る必要はなく、どの年齢・どの形態の年金現価率を選ぶかが問われている。
<諸数値>
・、、
(1)終身年金の場合
(2)10年確定年金に変えた場合は、年金現価率だけを差し替える。
制度の骨格(誰がいつ受け取るか)は変えず、年金現価率という1つの数値を入れ替えるだけで給付現価が求まる。ここでは終身より確定10年のほうが小さく、支給が有限であることが現価に素直に反映されている。
なお、定年到達前に受け取る人はいないので、57歳から60歳までの中途退職者は年金給付の計算に一切入らない(この制度では中途退職者に給付が無い)。