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統計・用語・仮説検定
観測されたデータの度数分布が、想定している理論分布(モデル)に合っているかどうかをチェックする検定です。観測度数と期待度数のズレの大きさをχ²統計量で測ります。
「このデータは想定したモデル(分布)から来ていると言えるか」を検証する代表的な手法です。カテゴリデータの分析で広く使われます。
観測度数(塗り)と理論度数(点線枠)をカテゴリごとに並べた棒グラフ。ズレが大きいほどχ²統計量が大きくなる。
適合度検定は、観測度数 が理論分布から期待される度数 にどれだけ近いかを評価する検定です。検定統計量は
検定統計量
観測度数[18,32,41,25,14]、期待度数[20,30,38,28,14]のとき、
適合度検定のχ²統計量の式は?
カテゴリ数k=5のとき、適合度検定の自由度は?(パラメータ推定なし)
適合度検定で望ましいとされる期待度数の目安は?
観測度数が理論分布に合うかをカイ二乗で検定。自由度はカテゴリ数 。
この統計量は、帰無仮説(データは想定した理論分布に従う)のもとで近似的に自由度 のχ²分布に従います(kはカテゴリ数。パラメータを標本から推定した場合はさらに自由度が減ります)。χ²統計量が大きい(臨界値を超える)ほど、観測度数が理論度数から大きくズレていることを意味し、H0を棄却します。
適合度検定を使う際は、各カテゴリの期待度数 が小さすぎない(目安として5以上)ことが望ましいとされます。期待度数が小さいカテゴリが多いと、χ²近似の精度が落ちるため、カテゴリを統合するなどの工夫が必要です。
自由度
カテゴリ数 (パラメータを推定した場合はさらに減る)。
棄却の基準
χ²統計量が臨界値を超えるとH0(理論分布に従う)を棄却。
期待度数の目安
各カテゴリの が小さすぎない(目安5以上)ことが望ましい。
適用範囲
離散・連続どちらのデータもカテゴリに分けてあれば適用できる。