PBR・PER・株式価値指標
知識マップ投資理論・公式
ひとことで言うと
PER(株価収益率)と PBR(株価純資産倍率)は相対的な割安・割高を測る株式指標。PER はゴードンモデルから理論的に導出でき、成長率 が高い・割引率 が低いほど高い PER が正当化される。
数式で表すと
PER = V/EPS = 配当性向/(r−g)(定率成長DDMから導出)。PBR = V/BPS。クリーン・サープラス:BV_t = BV_{t-1} + EPS_t − D_t。
試験に出る性質
PER の高低をどう解釈するか
高 PER 高成長期待 or 低割引率(低リスク)。低 PER 低成長期待 or 高リスク。業種・成長ステージが異なる企業を PER だけで比較することは不適切。
PBR と ROE の関係
。ROE が高い企業は同一 PER でも PBR が高い。PBR < 1 でも ROE が低いだけで赤字とは限らない。
クリーン・サープラス関係の意義
利益(EPS)が全て純資産に反映される(包括利益 = 当期純利益のみ)関係。その他包括利益(OCI)がある現実の財務諸表では厳密には成立しないが、DDM と残余利益モデルの接続に使われる。
例で見る
配当性向 、、 のとき: 倍 円、 円ならば: 円 倍(ROE )
つまずきポイント
- PER の公式 配当性向 / 。配当性向は小数(40% → 0.40)で使う。「40 / 」と書かない。
- PBR > 1 割高。PBR > 1 は「市場が帳簿上の純資産以上の価値を見込んでいる」という意味で、ROE > WACC(EVA > 0)のときに正当化される。
定着クイズ
配当性向 、、 のとき、定率成長 DDM から導出される理論 PER はいくらか。
倍、ROE のとき PBR はいくらか。
クリーン・サープラス関係 について正しいものはどれか。
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