共分散の双線形性:Cov(aX+bY,Z)=aCov(X,Z)+bCov(Y,Z)。各引数について線形なので分配できる。自己共分散 Cov(X,X)=Var(X)。例の 2×2 分布では Cov(X,Y)=0.5−0.6⋅0.6=0.14(正=同方向)。
数式で表すと
Cov(X,Y)=E[XY]−E[X]E[Y]
2変数の同時のばらつき Cov(X,Y)=E[XY]−E[X]E[Y]。和の分散に 2Cov が現れる。
例で見る
X,Y∈{0,1}、P(0,0)=0.3,P(0,1)=0.1,P(1,0)=0.1,P(1,1)=0.5。
E[X]=0.6,E[Y]=0.6,E[XY]=P(1,1)=0.5。Cov(X,Y)=0.5−0.6⋅0.6=0.14>0(同方向)。
自己共分散:E[X2]=0.6 より Cov(X,X)=0.6−0.36=0.24=Var(X)。
定着クイズ
共分散の双線形性 Cov(aX+bY,Z) は?
自己共分散 Cov(X,X) は何に等しい?
X,Y∈{0,1}、E[X]=E[Y]=0.6,E[XY]=0.5 のとき Cov(X,Y) は?